◆プロジェクターの主な投写方式は、3種類
主なプロジェクターの投写方式は3種類ありますが、一般的なプロジェクターに使われているのは
3LCD方式とDLP方式です。
プロジェクターの投写方式で、最も幅広く使われているのが3LCD方式です。ライトバブルにLCD(液晶パネル)を使用します。光源から出射した光を赤、緑、青の三原色のLCDを通して作られた画像を合成し投映します。光透過率が高く、明るく色再現性の高いプロジェクターを実現できるのが特徴です。
■DLP方式DLPは、米国テキサスインスツルメンツ社の商標です。DLPRチップという光半導体上に独立して 動くミラーが48万~200万個敷き詰められています。このDLPRチップにランプ光をあてて、鏡に反射した光をレンズを通して投影するしくみです。小型プロ ジェクタではこのDLPRチップが1個、大型プロジェクタとDLP CinemaRプロジェクタでは3個使われています。「高コントラスト」「自然な色合い」「なめらかな動画」「軽量・小型化が可能」などの特徴があります。
■LCOS方式一般のプロジェクターにはあまり使われていない方式で、反射型の液晶表示パネルで、継ぎ目のないシームレスな映像が表示できます。主に高級リアプロジェクタなどに利用されてます。